151 |
管理栄養士(第32回) |
|
健康日本21(第二次)の栄養・食生活に関する目標項目である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 適正体重を維持している者の増加
2. 主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加
3. 野菜と果物の摂取量の増加
4. 共食の増加
5. 中学校における学校給食実施率の増加
|
中学校における学校給食実施率の増加
|
152 |
管理栄養士(第32回) |
|
国際的な公衆栄養活動とその組織の組合せである。正しいのはどれか。2つ選べ。
※正解(1)かつ(3)
|
詳細
|
1. 難民キャンプに対する食糧支援ー国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
2. 農業生産性の向上ー国連児童基金(UNICEF)
3. NCDの予防と管理に関するグローバル戦略の策定ー世界保健機関(WHO)
4. 子どもの成長モニタリングの推進ー国連世界食糧計画(WFP)
5. 国際栄養会議(Internationa Conference on Nutrition)の主催ー国際栄養士連盟(ICDA)
|
難民キャンプに対する食糧支援ー国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
|
153 |
管理栄養士(第32回) |
|
集団を対象とした食事調査実施時の誤差に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 摂取量の平均値の精度は、調査人数の影響を受ける。
2. 日間変動の程度は、高齢者が若年者より大きい。
3. 季節変動は、偶然誤差に含まれる。
4. 過小申告は、偶然誤差に含まれる。
5. 過小申告の程度は、BMIが大きい者ほど小さい。
|
摂取量の平均値の精度は、調査人数の影響を受ける。
|
154 |
管理栄養士(第32回) |
|
食事調査法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 秤量記録法は、対象者の負担が小さい。
2. 秤量記録法は、1日で個人の習慣的な摂取量が把握できる。
3. 24時間思い出し法は、面接方法の標準化が必要である。
4. 陰膳法は、対象者の記憶に依存する。
5. 食物摂取頻度調査法は、他の食事調査法の精度を評価する際の基準となる。
|
24時間思い出し法は、面接方法の標準化が必要である。
|
155 |
管理栄養士(第32回) |
|
日本人の食事摂取基準(2015年版)に基づいた集団の食事改善計画に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. エネルギーの摂取不足を防ぐために、エネルギー摂取量の平均値が推定エネルギー必要量(EER)を超えるよう改善する。
2. エネルギーの過剰摂取を防ぐために、BMIの平均値が目標とするBMIの範囲に留まるよう改善する。
3. 栄養素の摂取不足を防ぐために、推奨量(RDA)を下回って摂取している者の割合をできるだけ少なくするよう改善する 。
4. 栄養素の過剰摂取を防ぐために、全員の摂取量が耐容上限量(UL)未満になるよう改善する 。
5. 生活習慣病の予防のために、摂取量の平均値が目標量(DG)の範囲内に入るよう改善する 。
|
栄養素の過剰摂取を防ぐために、全員の摂取量が耐容上限量(UL)未満になるよう改善する 。
|
スポンサー
|
156 |
管理栄養士(第32回) |
|
保健統計に関する調査とそこから得られる情報の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 患者調査ー患者の健康意識
2. 乳幼児栄養調査ー幼児の朝食習慣
3. 家計調査ー世帯ごとの食品群別摂取量
4. 国民生活基礎調査ー1日の身体活動量
5. 学校保健統計調査ー児童・生徒の生活習慣
|
乳幼児栄養調査ー幼児の朝食習慣
|
157 |
管理栄養士(第32回) |
|
A市では住民を対象とした健康診査を実施した結果、メタボリックシンドロームの者が増加していることがわかった。A市が、最初に取り組むべき目標である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. ウエスト周囲長の基準値を超える者の割合を減らす。
2. 適切な質と量の食事を習慣的に摂取している者の割合を増やす。
3. 自己実現を図れる者の割合を増やす。
4. 栄養バランスの良い食事を知っている者の割合を増やす。
|
栄養バランスの良い食事を知っている者の割合を増やす。
|
158 |
管理栄養士(第32回) |
|
地域における行政栄養士による健康づくり及び栄養・食生活の改善の基本指針に基づいて、市町村(保健所設置市及び特別区を除く)の行政栄養士が取り組む具体的な内容である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 低出生体重児減少に対する取組
2. 高齢者の低栄養状況の把握
3. 食育推進ネットワークの構築
4. 健康危機管理への対応
5. 特定給食施設における栄養管理状況の把握
|
特定給食施設における栄養管理状況の把握
|
159 |
管理栄養士(第32回) |
|
A市保健センターで企画する、男性の肥満者を対象とした生活習慣病予防教室のプロセス評価の指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 糖尿病の有病率
2. 肥満者(BMI25kg/m2以上)の割合
3. 野菜の摂取量
4. 教室への参加率
5. 身体活動量
|
教室への参加率
|
160 |
管理栄養士(第32回) |
|
A市において、食育推進計画を第二次から第三次へと改定するために、行政が最初に取り組むべきものである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 第三次食育推進計画の策定
2. 各組織における食育実施計画の作成
3. 第二次食育推進計画の評価
4. 生産者と市民の食育フェスティバルの開催
|
第二次食育推進計画の評価
|
スポンサー
|
161 |
管理栄養士(第32回) |
|
個人対応が必要な給食の提供と、管理栄養士が連携する他職種の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 保育所での離乳食の提供ー介護支援専門員(ケアマネジャー)
2. 小学校での食物アレルギーへの対応ー食品衛生監視員
3. 介護老人福祉施設での療養食の提供ー理学療法士
4. 病院での特別メニューの提供ー医師
5. 介護老人保健施設での経口による食事摂取の維持ー健康運動指導士
|
病院での特別メニューの提供ー医師
|
162 |
管理栄養士(第32回) |
|
給食経営管理におけるサブシステムと管理業務の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 栄養・食事管理ー作業工程の確認
2. 食材料管理ー食品構成表の作成
3. 品質管理ー貯蔵食品の購入
4. 施設・設備管理ー作業区域の区分
5. 人事・労務管理ー利用者の年齢構成の確認
|
施設・設備管理ー作業区域の区分
|
163 |
管理栄養士(第32回) |
|
特定給食施設において、定められた基準に従い適切な栄養管理を行わなければならないと、健康増進法により規定された者である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 施設の設置者
2. 施設の施設長
3. 施設の給食部門長
4. 施設の管理栄養士
5. 施設の調理長
|
施設の設置者
|
164 |
管理栄養士(第32回) |
|
健康増進法に基づき、管理栄養士を置かなければならない特定給食施設である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 1回100食を提供する児童自立支援施設
2. 1回100食を提供する特別養護老人ホーム
3. 1回300食を提供する病院
4. 1日250食を提供する寄宿舎
5. 1日500食を提供する24時間稼働の工場
|
1回300食を提供する病院
|
165 |
管理栄養士(第32回) |
|
経営管理のプロセスの5要素と、その内容の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 計画ー各人の業務分担の明確化
2. 組織化ー目標に向けた実施活動の指導
3. 指揮ー計画と実施の適合性の確認
4. 調整ー売り上げに基づく予算の策定
5. 統制ー経営結果の判定に基づく是正処置の実施
|
統制ー経営結果の判定に基づく是正処置の実施
|
スポンサー
|
166 |
管理栄養士(第32回) |
|
事業所給食の経営資源と、その具体的な活用の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 人的資源ー客単価を上げる。
2. 物的資源ー利用者の身体状況を把握する。
3. 資金的資源ー新人調理員に衛生知識を習得させる。
4. 情報資源ー高額な大型機器を配備する。
5. 時間資源ー利用者への対応スピードを上げる。
|
時間資源ー利用者への対応スピードを上げる。
|
167 |
管理栄養士(第32回) |
|
会社の社員食堂におけるマーケティング戦略と、その具体的な活動の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. マーケティングリサーチー期間限定メニューの商品化計画
2. セグメンテーションー購入傾向分析による利用者集団の細分化
3. ポジショニングー社内メールによる減塩フェア開催の告知
4. マーチャンダイジングー社員の来店頻度調査
5. プロモーションー近隣飲食店とのサービスの差別化
|
セグメンテーションー購入傾向分析による利用者集団の細分化
|
168 |
管理栄養士(第32回) |
|
昼食を提供する社員食堂における、現在の利用者集団のアセスメントに関する記述である 。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 身体活動レベルを、年齢階級別人数より把握した。
2. BMIを、入社時の身長・体重記録に基づき算出した。
3. 生活習慣を、配属部署の業務の活動強度より把握した。
4. 食事摂取状況を、朝食、夕食を含めて把握した。
5. 嗜好を、食品群別の食材購入金額から把握した。
|
食事摂取状況を、朝食、夕食を含めて把握した。
|
169 |
管理栄養士(第32回) |
|
K総合病院の、18歳以上の患者に対する一般食における給与栄養目標量に関する記述である 。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. たんぱく質の摂取エネルギー比率は、20%E以上25%E未満とする。
2. 飽和脂肪酸の摂取エネルギー比率は、7%E以上とする。
3. 炭水化物の摂取エネルギー比率は、40%E以上50%E未満とする。
4. 鉄は、男性の推奨量(RDA)とする。
5. 食塩相当量は、女性の目標量(DG)とする。
|
食塩相当量は、女性の目標量(DG)とする。
|
170 |
管理栄養士(第32回) |
|
給食における栄養・食事計画の評価に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 検食簿から、調理中の重量変化を評価した。
2. 盛り付け誤差から、1人当たりの提供量を評価した。
3. 残した量から、集団の摂取量を評価した。
4. 栄養出納表から、一定期間の摂取量を評価した。
5. 嗜好調査から、利用者の栄養状態の変化を評価した。
|
盛り付け誤差から、1人当たりの提供量を評価した。
|
スポンサー
|
171 |
管理栄養士(第32回) |
|
給食で提供する米飯の品質管理について、生産・提供時の標準化に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
※正解(1)かつ(5)
|
詳細
|
1. 米飯の品質基準は、炊き上がりの重量の倍率を用いる。
2. 作業指示書に、米の単価を記載する。
3. 炊飯調理の担当者は、特定の作業従事者とする。
4. 米の浸漬時間は、米の重量により決定する。
5. 1人当たり提供量は、盛り付け作業による損失率を考慮する。
|
米飯の品質基準は、炊き上がりの重量の倍率を用いる。
|
172 |
管理栄養士(第32回) |
|
食材の在庫管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
※正解(1)かつ(4)
|
詳細
|
1. 期首在庫量は、前月末の棚卸し量を用いる。
2. 品質が劣化した食品は、在庫金額に含める。
3. 純食材料費は、期間支払金額と期末在庫金額の差である。
4. 定期的に使用する貯蔵食品は、複数回分をまとめて購入できる。
5. 食品の保管庫への出し入れは、食材料費日計表により管理する。
|
期首在庫量は、前月末の棚卸し量を用いる。
|
173 |
管理栄養士(第32回) |
|
給食施設の配食・配膳方式の特徴に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 中央配膳方式は、パントリー配膳方式(病棟配膳方式)より多くの作業従事者を必要とする。
2. パントリー配膳方式は、中央配膳方式より利用者とのコミュニケーションがとりやすい。
3. 対面カウンター配膳方式は、料理の温度管理が困難である。
4. 学校における食缶配食方式は、個々の児童の摂取量の把握が容易である。
5. 事業所における弁当配食方式は、適切な温度管理が容易である。
|
パントリー配膳方式は、中央配膳方式より利用者とのコミュニケーションがとりやすい。
|
174 |
管理栄養士(第32回) |
|
小松菜のお浸しの大量調理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. カット野菜の使用は、下処理の時間が長くなる。
2. カット野菜の流水洗浄後の計量値は、検収時の計量値より減少する。
3. ゆで水に対する投入量が多いと、再沸騰までの時間が短くなる。
4. 真空冷却機による冷却後の計量値は、冷却前より増加する。
5. 調味料の重量は、冷却・水切り後の計量値をもとにする。
|
調味料の重量は、冷却・水切り後の計量値をもとにする。
|
175 |
管理栄養士(第32回) |
|
給食施設における調理作業の安全・衛生のための改善事項に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 照明器具を吊り下げ式にする。
2. 床面に100分の8の勾配をつける。
3. 回転釜をウォールマウント工法で設置する。
4. 排気フードにグリストラップを設置する。
5. 手洗い設備を手動式にする。
|
回転釜をウォールマウント工法で設置する。
|
スポンサー
|