126 |
管理栄養士(第32回) |
|
高尿酸血症の栄養管理および治療薬とその主な効果の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 十分に水分を摂取するー尿酸産生抑制
2. 果糖の過剰摂取を控えるー尿酸排泄促進
3. アロプリノールー尿酸産生抑制
4. プロベネシドー尿酸産生抑制
5. コルヒチンー尿酸排泄促進
|
アロプリノールー尿酸産生抑制
|
127 |
管理栄養士(第32回) |
|
胃食道逆流症の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 高脂肪食の摂取を勧める。
2. かんきつ類の摂取を勧める。
3. 分割食を勧める。
4. コルセットの着用を勧める。
5. 食後すぐの仰臥位を勧める。
|
分割食を勧める。
|
128 |
管理栄養士(第32回) |
|
消化器疾患とその栄養管理の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 胃・十二指腸潰瘍ー炭水化物制限
2. たんぱく漏出性胃腸症ーたんぱく質制限
3. C型慢性肝炎ー鉄制限
4. 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)ー食物繊維制限
5. 胆石症ー水分制限
|
C型慢性肝炎ー鉄制限
|
129 |
管理栄養士(第32回) |
|
腸疾患の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 過敏性腸症候群では、カリウムの摂取量を制限する。
2. 潰瘍性大腸炎では、エネルギーの摂取量を制限する。
3. 潰瘍性大腸炎では、葉酸の摂取量を制限する。
4. クローン病では、脂質の摂取量を制限する。
5. クローン病では、ビタミンB12の摂取量を制限する。
|
クローン病では、脂質の摂取量を制限する。
|
130 |
管理栄養士(第32回) |
|
肝硬変の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 腹水がある場合には、エネルギーの摂取量を制限する。
2. 食道静脈瘤がある場合には、亜鉛の摂取量を制限する。
3. 高アンモニア血症がある場合には、脂質の摂取量を制限する。
4. 低血糖がある場合には、ラクツロースを投与する。
5. フィッシャー比低下がある場合には、分枝アミノ酸を投与する。
|
フィッシャー比低下がある場合には、分枝アミノ酸を投与する。
|
スポンサー
|
131 |
管理栄養士(第32回) |
|
合併症のない男性高血圧症患者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 飽和脂肪酸の摂取を勧める。
2. 食塩摂取量は、8g/日とする。
3. アルコール摂取量は、エタノールで20~30mL/日以下とする。
4. カルシウムの摂取量を制限する。
5. マグネシウムの摂取量を制限する。
|
アルコール摂取量は、エタノールで20~30mL/日以下とする。
|
132 |
管理栄養士(第32回) |
|
60歳、男性。身長168cm、体重65kg(標準体重62kg)。虚血性心疾患と診断された。この患者の1日当たりの目標栄養量である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. エネルギー 1,000kcal
2. たんぱく質 40g
3. 脂質 80g
4. 飽和脂肪酸の摂取エネルギー比率 6%E
5. 食物繊維 10g
|
飽和脂肪酸の摂取エネルギー比率 6%E
|
133 |
管理栄養士(第32回) |
|
62歳、男性。身長170cm、体重80kg(標準体重63.6kg)、管理職(軽労作)。糖尿病腎症と診断された。血圧145/91mmHg、推算糸球体濾過量(eGFR)70mL/分/1.73m2、血清カリウム値4.5mEq/L。微量アルブミン尿がみられる。この患者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. エネルギー摂取量は、40kcal/kg標準体重/日とする。
2. たんぱく質摂取量は、1.2g/kg標準体重/日とする。
3. 炭水化物の摂取エネルギー比率は、70%Eとする。
4. カリウム摂取量は、1,500mg/日以下とする。
5. 水分摂取量は、前日の尿量と同量とする。
|
たんぱく質摂取量は、1.2g/kg標準体重/日とする。
|
134 |
管理栄養士(第32回) |
|
CKD(慢性腎臓病)における成人の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. テージ1では、カリウムの摂取量を制限する。
2. ステージ2では、たんぱく質の摂取量を制限する。
3. ステージ3では、食塩摂取量を7g/日とする。
4. ステージ4では、エネルギー摂取量を2535kcal/kg標準体重/日とする。
5. ステージ5では、たんぱく質摂取量を0.6g/kg標準体重/日未満とする。
|
ステージ4では、エネルギー摂取量を2535kcal/kg標準体重/日とする。
|
135 |
管理栄養士(第32回) |
|
透析患者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 血液透析では、たんぱく質摂取量を1.0g/kg標準体重/日とする。
2. 血液透析では、飲料水の摂取量を30mL/kg標準体重/日とする。
3. 血液透析では、カリウムの摂取量を制限しない。
4. 腹膜透析では、腹膜吸収エネルギー量を含めてエネルギー量を25kcal/kg標準体重/日とする。
5. 腹膜透析では、リン摂取量を2,500mg/日とする。
|
血液透析では、たんぱく質摂取量を1.0g/kg標準体重/日とする。
|
スポンサー
|
136 |
管理栄養士(第32回) |
|
内分泌疾患の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. クッシング症候群では、インスリン感受性が亢進する。
2. クッシング症候群では、カリウム制限食とする。
3. バセドウ病では、基礎代謝が亢進する。
4. バセドウ病では、たんぱく質制限食とする。
5. 橋本病では、血清総コレステロール値が低下する。
|
バセドウ病では、基礎代謝が亢進する。
|
137 |
管理栄養士(第32回) |
|
神経性やせ症(神経性食欲不振症)の症候である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 血清トリヨードサイロニン(T3)値の上昇
2. 高カリウム血症
3. 頻脈
4. 食行動異常
5. 活動量の低下
|
食行動異常
|
138 |
管理栄養士(第32回) |
|
食物アレルギーに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. バナナは、交差抗原を含む。
2. ヒスタミンは、アレルギー症状を抑制する。
3. 加熱処理により、アレルゲン性は減弱する。
4. 口腔粘膜の症状が、出現する。
5. アナフィラキシーショック時には、エピペンⓇを用いる。
|
ヒスタミンは、アレルギー症状を抑制する。
|
139 |
管理栄養士(第32回) |
|
がん患者の栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 化学療法では、悪心が出現する。
2. 放射線療法では、食欲不振がみられる。
3. 外科療法では、低栄養のリスクがある。
4. がん悪液質では、除脂肪体重が減少する。
5. 早期がん患者は、緩和ケアの対象に含めない。
|
早期がん患者は、緩和ケアの対象に含めない。
|
140 |
管理栄養士(第32回) |
|
重症熱傷患者の入院翌日の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 基礎代謝が、低下する。
2. 血管透過性が、低下する。
3. 健常時よりNPC/N(非たんぱく質カロリー窒素比)を低くする。
4. グルタミンを制限する。
5. 水分を制限する。
|
健常時よりNPC/N(非たんぱく質カロリー窒素比)を低くする。
|
スポンサー
|
141 |
管理栄養士(第32回) |
|
ガラクトース血症(Ⅰ型)で除去すべき食品成分である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. グルコース
2. フルクトース
3. スクロース
4. マルトース
5. ラクトース
|
ラクトース
|
142 |
管理栄養士(第32回) |
|
褥瘡に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 評価法には、DESIGN-RⓇがある。
2. 肩甲骨部は、好発部位である。
3. 十分なエネルギー摂取が、必要である。
4. 滲出液がみられる時には、水分制限を行う。
5. 予防には、除圧管理が有効である。
|
滲出液がみられる時には、水分制限を行う。
|
143 |
管理栄養士(第32回) |
|
公衆栄養に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. フードセキュリティの達成を目指す。
2. 地域住民のエンパワメントを重視する。
3. 地域の特性を考慮した健康なまちづくりを推進する。
4. 健康格差の解消に向けた取組を行う。
5. 生活習慣病の治療を第一の目的とする。
|
生活習慣病の治療を第一の目的とする。
|
144 |
管理栄養士(第32回) |
|
最近の国民健康・栄養調査結果からみた成人の摂取量において、50歳以上が49歳以下よりも低いものである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 脂肪エネルギー比率
2. 鉄摂取量
3. 野菜類摂取量
4. 果実類摂取量
5. 魚介類摂取量
|
脂肪エネルギー比率
|
145 |
管理栄養士(第32回) |
|
最近の国民健康・栄養調査結果における朝食の欠食率に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 1~6歳では、男女とも1%未満である。
2. 20歳以上では、女性が男性より高い。
3. 男性では、20~29歳が60歳以上より高い。
4. 女性では、15~19歳が20~29歳より高い。
5. 女性では、30~39歳が20~29歳より高い。
|
男性では、20~29歳が60歳以上より高い。
|
スポンサー
|
146 |
管理栄養士(第32回) |
|
わが国の国民1人・1日当たり供給純食料の推移を図に示した。図のa~eに相当する食品の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 米 牛乳及び乳製品 野菜 魚介類 肉類
2. 米 肉類 牛乳及び乳製品 野菜 魚介類
3. 牛乳及び乳製品 野菜 米 肉類 魚介類
4. 野菜 肉類 魚介類 牛乳及び乳製品 米
5. 野菜 牛乳及び乳製品 米 魚介類 肉類
|
野菜 牛乳及び乳製品 米 魚介類 肉類
|
147 |
管理栄養士(第32回) |
|
世界の健康・栄養問題に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 先進国・開発途上国ともに栄養障害の二重苦(double burden of malnutrition)の問題がある。
2. ヨウ素欠乏症は、増加している。
3. 5歳未満児死亡率は、増加している。
4. 年齢別身長を指標とした5歳未満児の発育阻害は、増加している。
5. 成人の肥満(BMI30kg/m2以上)の割合は、減少している。
|
先進国・開発途上国ともに栄養障害の二重苦(double burden of malnutrition)の問題がある。
|
148 |
管理栄養士(第32回) |
|
公衆栄養施策とその根拠法の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 生活習慣病の発生状況の把握ー健康増進法
2. 乳幼児の健康診査の実施ー医療法
3. 地域支援事業の実施ー高齢者の医療の確保に関する法律
4. 特別用途表示の許可ー食料・農業・農村基本法
5. 食品ロス統計調査の実施ー学校給食法
|
生活習慣病の発生状況の把握ー健康増進法
|
149 |
管理栄養士(第32回) |
|
栄養士法に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
※正解(1)かつ(4)
|
詳細
|
1. 管理栄養士名簿は、厚生労働省に備えられる。
2. 栄養教諭の免許取得に関する規定がある。
3. 管理栄養士による食品の表示に関する監視の規定がある。
4. 栄養の指導について、栄養士の名称独占の規定がある。
5. 特定給食施設への管理栄養士配置の基準を定めている。
|
管理栄養士名簿は、厚生労働省に備えられる。
|
150 |
管理栄養士(第32回) |
|
国民健康・栄養調査に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
|
詳細
|
1. 実施時期は、毎年異なる。
2. 調査員は、厚生労働大臣が任命する。
3. 朝食の欠食は、問診により把握する。
4. 栄養素等摂取量は、調理による変化を考慮している。
5. 栄養摂取状況調査は、個人の習慣的な摂取量を把握する。
|
栄養素等摂取量は、調理による変化を考慮している。
|
スポンサー
|