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目に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 網膜には光を受容する細胞が密集している。
b 強膜は、眼球の外側全体を覆う透明の比較的丈夫な結合組織である。
c 水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには扁平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す。
d 眼瞼(まぶた)は、眼球を保護するため、皮下組織が多く厚くできており、内出血や裂傷を生じにくい。
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詳細
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1. 正 誤 誤 誤
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3. 正 正 誤 誤
4. 誤 誤 正 正
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正 誤 誤 誤
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27 |
登録販売者試験(令和4年度)(四国エリア) |
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耳に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 外耳は側頭部から突出した耳介と、耳介で集められた音を鼓膜まで伝導する外耳道からなる。
b 中耳は外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管、蝸牛からなる。
c 前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられる。
d 乗物酔い(動揺病)は、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。
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詳細
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正 誤 正 正
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外皮系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 体温が下がり始めると、皮膚を通っている毛細血管に血液がより多く流れるように血管が開く。
b 角質層は、細胞膜が丈夫な線維性のタンパク質(ケラチン)でできた板状の角質細胞と、セラミド(リン脂質の一種)を主成分とする細胞間脂質で構成されている。
c 真皮には、毛細血管や知覚神経の末端が通っている。
d 汗腺には、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布するアポクリン腺と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するエクリン腺の二種類がある。
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詳細
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骨格系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 骨の基本構造は、骨質、骨膜、骨髄、関節軟骨の四組織からなる。
b 骨には造血機能があるが、すべての骨の骨髄で造血が行われるわけではない。
c 骨組織は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の無機質からなり、タンパク質等の有機質は存在しない。
d 骨の関節面は弾力性に富む柔らかな骨膜に覆われている。
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詳細
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3. 正 誤 誤 誤
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筋組織に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 筋組織は筋細胞(筋線維)と結合組織からできているのに対して、腱は結合組織のみでできているため、伸縮性はあまりない。
b 平滑筋は、筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様が見えるので横紋筋とも呼ばれる。
c 心筋は、筋線維に横縞模様がある不随意筋であり、強い収縮力と持久力を兼ね備えている。
d 随意筋は体性神経系で支配されるのに対して、不随意筋は自律神経系に支配されている。
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詳細
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31 |
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中枢神経系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 脳において、血液の循環量は心拍出量の約 15%、酸素の消費量は全身の約 20%、ブドウ糖の消費量は全身の約 25%と多い。
b 小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。
c 延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある。
d 脊髄は、脳と末梢の間で刺激を伝えており、末梢からの刺激に対して常に脳を介して刺激を返している。
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詳細
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2. 誤 正 正 誤
3. 正 正 正 誤
4. 正 正 誤 正
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正 正 正 誤
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32 |
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交感神経系が活発になっているとき、効果器とその効果器に及ぼす作用について、正しいものの組み合わせはどれか。
a 目 - 瞳孔収縮
b 気管、気管支 - 拡張
c 肝臓 - グリコーゲンの合成
d 汗腺 - 発汗亢進
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詳細
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1. (a,b)
2. (a,d)
3. (b,c)
4. (b,d)
5. (c,d)
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(b,d)
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33 |
登録販売者試験(令和4年度)(四国エリア) |
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医薬品の吸収に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 皮膚に適用する医薬品の場合、皮膚表面から循環血液中へ移行する量が少ないため、適用部位以外にアレルギー性の副作用が現れることはない。
b 錠剤、カプセル剤等の固形剤の場合、特殊なものを除き、胃で有効成分が溶出するものが大部分である。
c 坐剤は、肛門から医薬品を挿入して、直腸内壁の粘膜から有効成分を吸収させるものであり、内服の場合よりも全身作用がゆっくり現れる。
d 全身作用を目的としない内服薬であっても、消化管内を通過する間に結果的に吸収されてしまうものがある。
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詳細
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1. 正 誤 誤 正
2. 誤 正 誤 正
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4. 正 正 誤 誤
5. 誤 正 正 正
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誤 正 誤 正
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34 |
登録販売者試験(令和4年度)(四国エリア) |
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医薬品の代謝及び排泄に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 最近の研究により、小腸などの消化管粘膜や腎臓には、代謝活性がないことが明らかにされている。
b 経口投与後、消化管で吸収された有効成分は、全身循環に入る前に、肝臓に存在する酵素の働きにより代謝を受ける。
c 多くの有効成分は血液中で血漿タンパク質と結合して複合体を形成しているが、血漿タンパク質との結合は速やかかつ可逆的である。
d 腎機能が低下した人では、正常の人よりも有効成分の尿中への排泄が遅れ、血中濃度が下がりにくい。
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詳細
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1. 正 誤 正 正
2. 誤 誤 誤 正
3. 正 誤 正 誤
4. 正 正 誤 誤
5. 誤 正 正 正
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誤 正 正 正
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35 |
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医薬品の剤形に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a トローチやドロップは、薬効を期待する部位が口の中や喉である場合が多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する。
b チュアブル錠は、表面がコーティングされているので、噛み砕かずに水などで服用する。
c 外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きにくいという特徴がある。
d 貼付剤は、適用部位に有効成分が一定時間留まるため、薬効の持続が期待できる。
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詳細
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1. (a,b)
2. (a,d)
3. (b,c)
4. (b,d)
5. (c,d)
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(a,d)
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36 |
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医薬品の副作用として生じる肝機能障害に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 肝機能障害には、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものがある。
b 軽度の肝機能障害の場合、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査で初めて判明することが多い。
c 黄疸とは、ビリルビンが胆汁中へ排出されず血液中に滞留することにより生じる、皮膚や白眼が黄色くなる病態である。
d 肝機能障害が疑われた時点で、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、医師の診療を受けることが重要である。
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詳細
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1. 正 誤 正 誤
2. 誤 正 誤 誤
3. 誤 誤 誤 正
4. 誤 正 正 誤
5. 正 正 正 正
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正 正 正 正
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37 |
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偽アルドステロン症に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 体内にカリウムが貯留し、体から塩分(ナトリウム)と水が失われることにより生じる病態である。
b 副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加することにより生じる。
c 主な症状に、手足の脱力、血圧低下、筋肉痛、こむら返り、倦怠感、手足のしびれ等がある。
d 小柄な人や高齢者で生じやすく、原因医薬品の長期服用後に初めて発症する場合もある。
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詳細
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1. 正 誤 正 誤
2. 正 正 誤 正
3. 誤 誤 正 正
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誤 誤 誤 正
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38 |
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呼吸器系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 喘息は、原因となる医薬品の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴及び呼吸困難を生じるものである。
b 間質性肺炎は、一般的に、医薬品の使用開始から1~2時間程度で起きることが多い。
c 間質性肺炎は、症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症に移行することがある。
d 喘息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解する。
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詳細
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1. 正 誤 正 正
2. 誤 正 誤 誤
3. 正 誤 誤 正
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5. 誤 正 正 正
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正 誤 正 正
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39 |
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泌尿器系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品の副作用による腎障害では、尿量の減少、ほとんど尿が出ない、逆に一時的に尿が増える、むくみ(浮腫)等の症状が現れることがある。
b 交感神経系の機能を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生じることがある。
c 医薬品の副作用による排尿困難や尿閉は、男性に現れるが、女性には現れない。
d 医薬品の副作用による膀胱炎様症状には、尿の回数増加、排尿時の疼痛、残尿感等がある。
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詳細
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1. 正 正 正 正
2. 誤 正 正 誤
3. 正 誤 誤 正
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5. 誤 正 誤 正
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正 誤 誤 正
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40 |
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皮膚に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 接触皮膚炎は、原因となる医薬品と接触してから発症するまでの時間が様々である。
b 接触皮膚炎は、原因となる医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じる。
c 光線過敏症は、医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合がある。
d 薬疹は、外用薬によって引き起こされるアレルギー反応の一種で、発疹・発赤等の皮膚症状を呈する場合をいい、内服薬では起こらない。
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詳細
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1. 正 正 誤 正
2. 誤 誤 正 誤
3. 正 誤 誤 誤
4. 正 正 正 誤
5. 誤 誤 正 正
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正 正 正 誤
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41 |
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次の成分を含むかぜ薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
9錠中
アセトアミノフェン 900mg
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 3.5mg
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 48mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 60mg
無水カフェイン 75mg
へスペリジン 60mg
トラネキサム酸 420mg
a 一般の生活者にとって、かぜとインフルエンザとの識別は必ずしも容易ではないため、インフルエンザの流行期には、本剤のように解熱鎮痛成分がアセトアミノフェンのみからなる製品の選択を提案すること等の対応を図ることが重要である。
b 本剤には、眠気を促す成分は含まれていない。
c 本剤には、交感神経系への刺激作用により高血圧の症状を悪化させるおそれのある成分が含まれている。
d トラネキサム酸は、血液を凝固しにくくさせる作用があり、血液凝固異常のある人では、出血傾向を悪化させるおそれがあるので、治療を行っている医師等に相談するなどの対応が必要である。
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詳細
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1. a,b
2. a,c
3. a,d
4. b,c
5. c,d
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a,c
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42 |
登録販売者試験(令和4年度)(四国エリア) |
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問1のかぜ薬の配合成分とその配合目的に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
a d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 ― くしゃみや鼻汁を抑える
b デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 ― 咳を抑える
c dl-メチルエフェドリン塩酸塩 ― 炎症による腫れを和らげる
d ヘスペリジン ― 気管・気管支を広げる
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詳細
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1. (a,b)
2. (a,c)
3. (a,d)
4. (b,c)
5. (c,d)
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(a,b)
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43 |
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かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 葛根湯は、体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、肩こり、筋肉痛等に適すとされる。
b 麻黄湯は、胃腸の弱い人や発汗傾向の著しい人の鼻かぜ、気管支炎に適すとされる。
c 柴胡桂枝湯は、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎に適すとされ、副作用として膀胱炎様症状が現れることがある。
d 小青竜湯は、体力が充実して、粘性のある痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支喘息、鼻炎等に適すとされる。
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詳細
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1. 正 誤 誤 正
2. 正 正 誤 誤
3. 誤 誤 誤 正
4. 誤 正 正 正
5. 正 誤 正 誤
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正 誤 正 誤
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登録販売者試験(令和4年度)(四国エリア) |
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解熱鎮痛成分の働き及び副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 大部分の解熱鎮痛成分による解熱作用は、末梢神経系におけるプロスタグランジンの産生抑制作用のほか、腎臓における水分の再吸収を促して循環血流量を増し、発汗を促進する作用も寄与している。
b 心臓病、腎臓病等の基礎疾患がない場合でも、解熱鎮痛薬を長期連用することにより、自覚症状がないまま徐々に臓器の障害が進行するおそれがある。
c アルコールは、解熱鎮痛成分の吸収や代謝に影響を与え、副作用を起こしやすくするおそれがあるため、解熱鎮痛薬の服用期間中は、飲酒を避けることとされている。
d いわゆる「アスピリン喘息」は、アスピリン特有の副作用であり、他の解熱鎮痛成分では生じない。
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詳細
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1. 正 正 誤 正
2. 正 誤 正 正
3. 正 正 正 誤
4. 誤 正 正 誤
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誤 正 正 誤
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45 |
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解熱鎮痛成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a アスピリンは、ピリン系と呼ばれる解熱鎮痛成分であり、ショック等の重篤な副作用のほか、ピリン疹とよばれる薬疹が現れることがある。
b エテンザミドは、痛みの発生を抑える働きが作用の中心となっている他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強い。
c アセトアミノフェンは、他の解熱鎮痛成分に比べ、胃腸障害を起こしやすく、空腹時には服用しないこととされている。
d イブプロフェンは、アスピリン等に比べて胃腸への悪影響が少なく、一般用医薬品においても 15 歳未満の小児に使用することができる。
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詳細
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1. 正 正 正 誤
2. 正 誤 正 正
3. 誤 正 誤 正
4. 誤 誤 正 正
5. 誤 正 誤 誤
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誤 正 誤 誤
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46 |
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鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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詳細
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1. 桂枝加朮附湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされる。
2. 薏苡仁湯は、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛等に適すとされるが、体の虚弱な人には不向きとされる。
3. 芍薬甘草湯は、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり等に適すとされ、体力に関わらず使用できる。
4. 疎経活血湯は、体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの冷え性、腰痛、下腹部痛等に適すとされる。
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疎経活血湯は、体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの冷え性、腰痛、下腹部痛等に適すとされる。
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眠気を促す薬及び眠気を防ぐ薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 酸棗仁湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神経症に適すとされる。
b 不眠症の診断がなされた人でも、薬物治療が行われていなければ、一般用医薬品である催眠鎮静薬の使用を避ける必要はない。
c カフェインには、反復摂取により依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている。
d 眠気防止薬は、一時的に精神的な集中を必要とするときに、眠気や倦怠感を除去する目的で使用されるものであり、小児用としても認められている一般用医薬品がある。
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詳細
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1. 誤 誤 正 誤
2. 誤 正 誤 正
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4. 誤 正 正 正
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正 誤 正 誤
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鎮暈薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
b スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、他の抗コリン成分と比べて脳内に移行しにくいとされている。
c 胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えることを目的として、アリルイソプロピルアセチル尿素のような局所麻酔成分が配合されている場合がある。
d 3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされており、3歳未満を対象とした乗物酔い防止薬はない。
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詳細
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1. 正 誤 誤 正
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正 誤 誤 正
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次の成分を含む咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
60mL 中
ジヒドロコデインリン酸塩 30mg
グアイフェネシン 170mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 12mg
無水カフェイン 62mg
a 一般の生活者が、本剤に加えて乗物酔い防止薬を購入しようとした場合、含まれる成分が重複する可能性はないため注意を促す必要はない。
b グアイフェネシンは、気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す。
c ジヒドロコデインリン酸塩は、血液-胎盤関門を通過しないため、妊娠中の女性でも使用することができる。
d 本剤を長期連用や大量摂取することによって多幸感が現れることがあり、薬物依存につながるおそれがある。
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詳細
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1. a,b
2. a,c
3. b,c
4. b,d
5. c,d
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b,d
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50 |
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咳止め・痰を出しやすくする目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 甘草湯は、激しい咳、口内炎等に用いられるほか、外用として痔・脱肛の痛みにも用いられる。
b 五虎湯は、構成生薬にマオウを含まないため、心臓病、高血圧、糖尿病等の基礎疾患を有する者でも使用することができる。
c 半夏厚朴湯は、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまいなどを伴う不安神経症、神経性胃炎、咳等に適すとされる。
d 麦門冬湯は、体力中等度以下で、痰が切れにくく、ときに強く咳こみ、又は咽頭の乾燥感があるものの気管支炎、咽頭炎等に適すとされる。
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詳細
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1. 誤 正 誤 正
2. 正 正 誤 誤
3. 正 誤 誤 正
4. 正 誤 正 正
5. 誤 誤 正 誤
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正 誤 正 正
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